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夏の思い出…

朝、玄関にトマト、キュウリが置いてある。

また父が置いて行ったのだ。

認知症を患っていた父は朝の散歩が日課だった。

散歩道は道路ではなく人様の畑を通るのです。

その途中でトマトとキュウリを黙って頂いて来る。

家に持ち帰ると母に烈火の如く怒られるので私の家にそっと置いて行くようになった。

(なぜトマトとキュウリを取ってくるの)と聞くと「この子たちが連れて行ってくれ」と言うから連れて来たと話す。

こんな思で持ってきていたことは想像もしていなかったが、理由があっての行動だった。

認知症になっても感情とプライドは生きている限り持ち続けるということに気づかされた。

父が亡くなり10数年たつが夏になると思い出される…

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優しく接して!

~ばぁばのモシモシ相談~

家の河川敷の畑から玉ねぎ持っていく顔見知りのじいちゃんがいるんだけど。

その玉ねぎ、またよそのバァちゃんに配ってお茶飲みしてるんだって、昔は地域の子供を見守ったりしてくれた、人格者なんだけどねぇー。

おれ、そのじぃさんに家の玉ねぎ盗むナァって‼️怒ってやった。

怒らないで昔話でもして畑でお茶を一緒に飲んでやれば良かったかなぁ。

誰もが歳を重ねると物忘れするようになるんだよね。

私が忘れんぼになっても優しい電話をかけてねってお願いした私です。

認知症の方は怒られたことは消えないそうです、怒られた理由は覚えていませんが。

しかし優しく接する人は必ず覚えています。

日曜日のあさのおしゃべりでした。

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介護保険は軽度者には万能ではありません

~ばぁばの立ち話~

ある日の昼下がり友人が、

「母が亡くなったのよ。遠くはなれていて心配だから、地元の包括に相談したけど何もしてもらえなかったのよ!」

お母様は86歳の独り暮らしだったそうです。

介護認定は、買い物も自分で行ける、だから元気ということで認定してもらえなかったという思いが強いようです。

長岡であったら何かアドバイスが出来たのではと思いを巡らせた一日でした。

 

介護保険は皆さんか拠り所にするほど、軽度者には万能ではない。

う~ん、

私達も年を取って誰かのお世話にならなければならない時のことを自分自身に当てはめてみる…ばぁばでした。

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寄り添った介護保険外サービスの大切さを感じた

~ばぁばの初仕事~

アクティブシニア長岡の初仕事がなんと3時間の火「お話し相手」でした。

御利用者は90才代女性の方です若い時から人と会いお話しする事が楽しく得ることが沢山あったと話されていた。

今日もお話しをする事ができ本当に嬉しいとお茶をすすめてくださったり人に対しての気配りが素晴らしく、今まで過ごされて来た様子が伺われる瞬間でした。

介護保険のサービスでは味わうことのできなかったゆったりと寄り添いながらお話しをする事ができ、心配していた3時間のお話し相手の援助(体調確認、排泄介助を含む)があっという間に過ぎました!

寄り添う介護の大切さを強く感じた時間でした。

後日、ご家族から安心して外出する事ができたとの話しをお聞きしホットしました。

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70歳からでも起業する人生の生き方に共感

2020年1月も終わりに近づいた頃、「新しく事業を始めるから」と連絡を頂きました。

聞けば、あえて法人として起業し、介護保険の対象から外れる方々のセーフティネットとして、また、長年介護の現場で活躍されてきたセカンドキャリアの場を提供する、事業とのことでした。

一番驚いたのは、なんと小学校の同級生3名が中心となり、さらに介護現場の第一線を退いた2名を加え、メンバー全員が70歳前後と言うのです。

ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、まさに「シニアのシニアによるシニアのための介護事業」と言うわけです。

小学生時代に机を並べていた頃より、それぞれの人生を60年近く歩んできた、今は、お爺ちゃん、お婆ちゃんが集まって、会社を作って事業を始める、まるで映画のような話です。

しかも、さすがにベテラン中のベテランらしく、事業計画も、内容も、またユーザーが欲しているニーズにも、隙がありません。

その一方で、ガツガツした拝金主義的な匂いは一切無く、なんとも緩く心地よさだけが全体を包んでいるのです。

この不思議な感覚こそ、70年真っ当に生きてきた人間だからこそ備わる、自然とにじみ出てくる力なのかもしれません。

先日、全員が揃うミーティングに参加させて頂きました。

「さっき、栃尾まで行ってさぁ♪」なんて飾り気のない話から始まり、いつしか同級生同士のボケとツッコミ(漫才状態)、そうかと思えば、「どこらしょ、わたしはちょっと役所へ行ってくるさ」と自由人の集いです。

それでも議論は同じ方向に向かい、着々と進んでいく不思議な力に導かれます。

気づけば辺りは薄暗く、メンバーの個性豊かな人柄に加え、一人ひとりの持つ包容力に引き込まれ、最後はわたしの”身の上相談”の様相です、恐縮の極みでした。

事業の中身は、今後の活動や発信される情報に任せるとします。

ここでお伝えしたいことは、社会との繋がりを能動的に創造し、人様のお役に立つことを模索し、それを具体的な行動とし、実行する、それには年齢など関係なく、人それぞれの「生き方」の選択だと言うことです。

そんなみなさんを見ていて思い出した一曲、竹内まりやさんの「人生の扉」から素敵なフレーズを贈ります。

I say fun to be 20/ 私は言うの「二十歳になるのはたのしいこと」
You say it's great to be 30/ あなたは言うの「三十歳になるのはすばらしいこと」
And they say it's lovely to be 40/ そしてみんなは言うわ「四十歳になるのは素敵なこと」
Bue feel it's nice to be 50/ でも「五十歳になるのもいいなって感じるわ」
I say it's fine to be 60/ 私は言うの「六十歳になるのもいいんじゃない」
You say it's alright to be 70/ あなたは言うの「七十歳になるのも悪くはないわ」
And they say still good to be 80/ そしてみんなは言うわ「80歳だってまだまだ大丈夫よ」
But I'll maybe live over 90/ でも私は90歳過ぎまで生きると思うわ
I say it's sad to get weak/ 私は言うの「弱るのは(老いるのは)悲しいこと」
You say it's hard to get older/ あなたは言うの「老いていくってつらいこと」
And they say that life has no meaning/ そしてみんなは言うの「人生に意味はない」って
But I still believe it's worth living/ でも「私は信じてる、生きるってすばらしいこと」
But I still believe it's worth living/ でも「私は信じてる、生きるってすばらしいこと」

そうだ、「栃尾の油揚げとお豆腐」はしっかりお土産として頂いてまいりました。(今から次のお土産が楽しみです♪)

栃尾の油揚げ(自宅の食卓にて)

寄稿(ゆるり)

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アクティブシニア長岡、その後[2020夏編]

世の中、コロナ禍で様変わりする混乱の中、事実上の船出を迎えた「アクティブシニア長岡」ですが、8月のお盆前にメンバーミテーィングに参加させて頂きました。

せっかくなので、「その後」としてレポートをお届けしたいと思います。

 

玄関に入る早々、ミーティングルームに隣接した奥の部屋から、ギターの音色が響いていました。

新しい弦に張り替えながらチューニング中で、私の顔を見るなり開口一番、「人生の扉」でも歌うか!と、、、しっかりフルコーラスで、デュエットさせて頂きました。

一方、ミーティングルームの隅では、幼馴染の同級生達が、なんだか楽しそうに話しています。

「おーい、そろそろ始めるよ」

どこからともなく、「リーンリーン」と風鈴の音….。

この雰囲気、なんだか遠い昔に感じた、ノスタルジー感満点です。

 

肝心な事業の進捗状況ですが、天気予報風に言うなら、「出だしマズマズ、時々停滞のち手応えあり、でもね…」みたいな感じのようです。

この「でもね」が今後の勝負ポイントでしょうか。

その後、実際に申し込みされた方の特徴を、みんなで再確認しながら、ゴールデンフローを探ります。

自分たちの顧客は誰なのか? 改めて顧客像のイメージを固めながら、今後の営業戦略をみんなで共有しました。

BtoB や BtoC みたいな横文字も飛び交いましたが、一様に「うんうん」と頷かれていたのですが、後で聞いたら「B」とか「C」とか、「まぁ、面白かったからオッケー!」みたいな感じだったそうです。(すごいぞ!女子)

 

それぞれの人生を歩んできた、幼馴染が中心となり、70歳を前に起業した「アクティブシニア長岡」ですが、この大人のオーラに引き込まれたら、その心地よさから抜け出すことは至難です。

本業の介護に関わるサービスも、任せて安心して利用できるのも、つまりは、人間力そのものなんだと気づかされるわけです。

 

そんな雰囲気の中、とても楽しいお話を聞くことができました。

なんでも、サービスを受けている「彼」は、御年90歳前後らしく、一年中「コタツ」が生活の中心を占めているそうです。

そうなんです、この酷暑の夏でも、「コタツ」だそうです。

そして、最近伺うといつも訴えるそうです。

「今日も暑いがぁ、どなってるんがぁ」と。

「そりゃ、コタツに入っていれば、あっちぇさぁね」となるそうですが、その先はご想像の通り、かみ合わない「楽しい」時間になるそうです。

 

私は、この話を聞きながら、思いました。

もし、この方が自分の親だったら、そう思うと、この上ない有難さを感じずにはいられません。

夏でもコタツに入っているお爺さん宅へ訪問し、身の回りの世話をしながら、たわいない会話を楽しみ、「じゃまたね!」と接してくれているわけです。

天使ですよね、そして、本当にありがたいことです。

 

世の中、あまりに便利になりすぎ、新しい変化についていけない老い(弱者)に対し、邪見にする風潮が蔓延っていないでしょうか。

コタツのエピソードは、「人」が「人」に対する愛情や気持ちは不変なんだと、強く思い出させてくれるエピソードだと思います。

 

アクティブシニア長岡では、一緒に活動してくれる仲間を「専門員ネットワーク」として、広く募集されているそうです。

さっそく、CEOのK氏がカッコイイので参加したい、と申し出ている妖艶女子もいるとか。

何をやっても隅には置けない、往年パワーに感服した時間でした。

長岡の介護保険外サービス

今回もお土産として、「冷やし中華セット」を頂いてまりました。(ご馳走さまでした)

冷やし中華(自宅の食卓にて)

寄稿(ゆるり)

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アクティブシニア長岡、その後[介護保険外編]

今年最後のメンバーミーティングに参加させて頂きました。

儲けは砂粒程度とのことですが、当初の目標ラインにタッチしたと聞き、ちょっと安心しました。

まだ実質半年ほどですが、さすがとしか言いようがありません。(さすが!!)

 

この間の実績から、ゴールデンルートをトレースし、来年に向けた新たな戦略のは話し合いは、とても楽しい時間になりました。

どんな未来を思い描くかは、誰でも自由ですから。

 

さて、ここにきて、百戦錬磨の老兵軍団と少しでも渡り合えるよう、介護保険外サービスについて勉強してみました。(今頃か!?とのツッコミもありそうですが、ここは素直に「はい」でございます…)


まず、「外(がい)」と付くぐらいですから「介護保険」について学ぶのが早いと思われます。

 
介護保険とは、国が定めた保険の一種で、40歳から加入が義務付けられているとのことです。

保険料の徴収は、国民健康保険や社会保険(協会けんぽなど)と一緒に、給与所得に応じた掛け率で求められた金額を収める仕組みになっているようです。

65歳になり、不幸にして介護が必要な身になった場合、この介護保険を利用して、介護を受けることができるようになるようですが、それには「要介護者」として認定を受ける必要があるそうです。

認定の基準については割愛しますが、認定を受けた場合、主に以下のサービスが介護保険の対象になるそうです。

・居宅介護支援
・訪問型サービス(居宅)
・通所型サービス(居宅)
・短期滞在型サービス(居宅)
・施設サービス
・福祉用具を用いたサービス
・住宅改修

そもそも、認定を必要とするサービスですから、各サービス内で「できること」「できないこと」が、事細かに決められているそうです。

そこで、主な「できないこと」を並べてみます。

・お買い物や病院など、付き添い生活支援、ダメ
・散歩やウォーキングなど軽運動サポート、ダメ
・映画やコンサートなど鑑賞サポート、ダメ
・入院や退院などの手続きサポート、ダメ
・見守りや声掛けなど安心サポート、ダメ
・お話相手(これ、大事ですよね)、でもダメ
・地域のイベントやお祭り同伴サポート、ダメ

などなど、要約すると「介護認定」がもらえなかったとしても、日々の生活にちょっとした支障があるのでサポートが欲しい人や、このままだと「介護が必要」になりそうだから、予防の意味からも、日常を規則正しく送れるサポートが欲しい人、などは困ったことになります。

このような方々に広く支援の手を差し伸べているのが、介護保険外サービスと言うことになります。

つまり、「現状の公的介護認定サービスで賄うことができない各種サービス」を介護保険外サービスと称しているわけです。


私もそうですが、「介護」のことなど良く分かりません。

その時になって、初めて自分事になり、アタフタするのがほとんどではないでしょうか。


私は幸いにも「アクティブシニア長岡」のみなさんとのご縁を通じ、色々勉強させて頂いています。


誰もが願うは、いつまでも健康で自分のことは自分でできる、ではないでしょうか。


その意味からも、今回一番大切だと感じたことは、そうなる前に予防する、と言う考え方でした。


血圧180を放置してはいけませんね。

 

最後に、アクティブシニア長岡では、一緒に活動してくれる仲間を「専門員ネットワーク」として、広く募集されているそうです。

寄稿(ゆるり)

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アクティブシニア長岡、その後[ケアプランセンター編]

早いもので、アクティブシニア長岡の起業準備のお話を聞いてから1年が経ちました。

手探りの1年目から、方向性を再確認しながら成長分野を見極める大事な2年目を迎えることになりそうです。

 

先日、業務管理システムの導入を進めたいとの相談を受けました。

聞けば、「ケアプランセンター」の認定を受け、事業の幅を拡大する予定だと言います。

しかも、ケアスタッフも増えており、社としての体裁もなかなかの様子らしいのです。

やはり、一生懸命働いてきた人たちには、「人なりの魅力」があり、人はその魅力に惹かれるんだと、つくづく実感した次第です。

口先だけの薄っぺらい時間は、その一瞬は派手で華やかかもしれませんが、やがて追いつき追い抜かれて行くと教えて頂いているようです。

認定を受けたと言う「ケアプランセンター」は居宅介護支援のことで、ケアマネジャーが利用者の依頼を受け、居宅介護用のケアプランの作成を行うようです。

他にも、申請のお手伝いや、相談・苦情の窓口、施設入所の仲介など、まさにアクティブシニア長岡が主とする事業と密接しています。

今回認定を受けたことで、ますます弾みがつくことでしょう。

 

私も見習って、少し気合を入れないとですね。
1日4回も「おちょやん」観てる場合じゃない!?(ねっ!千代ちゃん♪)

 

最後に、アクティブシニア長岡では、一緒に活動してくれる仲間を「専門員ネットワーク」として、広く募集されているそうです。

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